先日、街を歩いていると着物を着て歩いている女の子たちを見かけ、
「あ~、今日は成人式か」
と思った。
成人式・・・成人と言えば二十歳。だと思い込んでいた私は去年から成人年齢が18歳になったことを思い出した。
考えた、というか正確には調停のときに耳に挟んだ内容を、私見を交えて語りたいと思う。
※調停は待合室で「待つ」・調停室で「話す」を、30分を目安に繰り返す。
待合室には弁護士さんと一緒にいる人も多く、その場合依頼人と話しているのでどうしても聞いてしまう。
なぜなら耳より情報もけっこうあるからだ。
家庭裁判所の待合室で、弁護士さんは依頼人とこんな話をしていた。
ということだった。
私が養育費の調停を終えたとき、成人年齢は20歳だったし、
「成人まで」という約束を結んだので、
ラッキー
と、思ったものだった。
※当時、養育費の支払い終了時期は「18歳」か「成人まで」が一般的だった。
成人年齢が18歳になった今、養育費の支払い終了時期は18歳がほとんどになったのだろう。
そこで考える。大学まで進学する人も多いこの時代に、一番お金のかかる大学時代を養育費なしになると、正直かなりきつい。
なんの為の成人年齢引き下げかわからないが、
シングルマザーにとっては一大事なのだ。
自分は成人まで、と条項を決めたので安心・・・
かと思いきや、急に不安が頭をよぎった。
もしや条項に「成人まで」としか記載がないかも
だとすれば新しい法律にのっとって18歳にされてしまう
【家宝】である離婚成立の調停調書を見る。
そこには『満20歳を迎える・・・』という文面があった。
「成人」などという曖昧な表現でなく、きちんと「20歳」と・・・!!
ブラボー!!!!!である。
ま、この先も、ましてや子どもが20歳になるまでは無理だとはわかっていますが、
約束事として20歳までになっていたことにホッとした。
世の中成人年齢が変わったことでたいした変化はなさそうだけれど、
離婚・親権・養育費・・・
これらの問題に直面する人には大きな問題だ。
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akari