花粉症の季節である。
私も花粉症を患ううちのひとりである。
私が花粉症を自覚し、マスクを着用するようになった頃、まだ世間では「花粉症」および「花粉症患者」への理解が乏しかった。
親しい人からは、
「なんでマスク付けてんの?」
と言われたし、電車で付けていれば怪訝そうな顔をされることもよくあった。
世の中と世間の目というのは不思議なもので、
マスクをつけていない人に好奇の目が向けられていた時期もおよそ2年以上あった。
今でこそ”マスクの義務”はなくなったが、病院では着用義務もあれば体温測定後でないと入室させてくれない病院も多い。
緩和されたあとに、子どもを小児科に(花粉症の疑いで)連れて行ったが、
「マスクをちゃんとつけなさい!」
と医師に怒鳴られた。(※鼻すじまでつけなさい、という意味だった)
あんまりに怒られたもんで、子どもも”マスクを外すのはいけないこと”と思い込んでしまったようで、「つける」と言ってきかない。
(個人的には人が密集するところでは付けたほうが良いような気がするが、子ども同士外で遊ぶときや体育のときなんかは外させてあげたいというのが私の意見だ)
さて、どうしよう、なのが
大量のマスクだ。
2020年、”あれだけ”手に入らなかったマスク。
売っていたら即買い!
が未だ抜けず、ついつい買って増やしてしまう。
それでも私はまだいい。
販売者はどうなのだろう。
先日ドンキで安売りされていた布やウレタン製のマスク。
値下げ理由が「コロナあぁぁぁぁぁ」だったのには失礼ながら笑った。
今後も一定の需要はあるとして、
どんどん値下げされることが予想される。
流行りというのか、世間の流れというのか何と言ったらいいか難しいのだが、
波って怖い。
昔、マスクをしていたら怪訝な顔をされたあの日からコロナ流行時のことを誰が予想しただろう。
これから先、どうなっていくのだろう。
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akari