続きとして、今回は
DVを行う男性たちの心理について
特に加害者とパートナーの支配関係が崩れそうになったとき
について、本に載っていたデータを基に考えていきたいと思います。
(加害者が男性・被害者が女性での話です)
参考にした本は前回と同じ、「夫が怖くてたまらない」という本です。
(記事下部に参考図書として載せてあります。)
もし、被害者女性がその異常性に気付き、逃げる(別居・離婚)ことを考えたとします。
まず、加害者男性はそれに簡単には応じません。
(それは実体験からも、たやすく考えられることです)
アメリカの統計では、
らしいのです。
やっとの思いで、DV夫から逃げたところでその虐待は激化するのです。
・・・私もそうでした。
別居中、、、特に別居を始めた最初の数ヶ月が一番恐怖を感じました。(別居は突発的でしたがその瞬間から暴言は激化しました)
別れを切り出すと、脅しをかけてくる。
更に離婚問題を長期化させ、経済的・心理的に妻を苦しめる。
それもDV男の常套手段だと書かれています。
私の場合も全く同じです。
命の危険を感じるほど、脅されました。怖くて怖くて避難先の家から出ることが出来なくなりました。
あの手この手で妻を自分の手元に引き留めようとする
とありますが、
妻をなんだと思っているのでしょうか?
支配下に置くために結婚したのですか?
なぜ毎日、汚い言葉を浴びせ、嫌がらせをするのですか?
全く加害者の心理は理解出来ません。
先程の、「別居中の妻は夫からの暴力が激化する」というデータとも似ていますが、
その後、離婚をしたとしても、
いくら時間が経過しても加害者男性からすると関係ない
相手はいつまで経っても「自分の所有物」であり、それが勝手な行動をとることは許せない
そうです。
耐えて耐えて、自分を守る為に逃げることを選択し、やっとの思いで行動を起こしたところで、危険度は増すのです。
ひどい。悲しい。
私のブログのタイトルに、~まだまだ離婚戦争中~ とありますが、
実際、この戦いはあと何年も何十年も終わらない気がします。
離婚しても、元夫となった今も自分の支配下にあると思っているようです。
改心することは今はもう望んでいません。
でも、被害者が安心して暮らせる日は来ないのですか?
笑って暮らしたらいけないのですか?
ずっと恐怖を感じながら生きたくない。
でも、切り離したくてもあの手この手で何かと仕掛けてくるのです。
本当に怖い。
自分の責任だけど、こんなの結婚じゃない。
こんな卑劣な人間たちはいなくなってほしい。
私のような辛い経験をする人は、もう私で終わりにしてほしい。
どうか、被害者がいなくなりますように。
現在苦しんでいる人たちに明るい未来が来ますように。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
いつも応援ありがとうございます!
akari
参考図書:「夫が怖くてたまらない」梶山寿子 携書 2016.6.20 302P 1100円
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価格:1,210円 |