子どもの保険について
みんな子どもに保険ってかけているのだろうか?
学資保険ではなく、病気や怪我の医療保険。
今までは1年更新のものに入っていて、そのまま継続するつもりでいたら保障内容が大きく変更されるというお知らせが届いた。
掛け金が安くなったと一瞬喜んだら保険金も大幅に下がった。
今までは入院日額5000円だったのに、変更後は日額数百円・・・
仮に1泊2日の入院をしたとして、1000円程度のためにわざわざ請求するだろうか。
診療明細書やその他必要な書類を集め、用紙記入やら全ての労力を考えるとこの金額はあまりに安すぎると感じた。
入院してこの金額なのだから、一番年齢的にありそうな骨折で通院・・・なんてときにはほぼ保険金はおりないと考えたほうがよさそうだ。
市町村の保険制度で、小学生の間は保険診療に治療費はかからない。
けれど、入らないのも不安。
保険診療にお金はかからなくても入院したときの部屋代から食事代と考えるとけっこうなお金がかかる。
そこで。
保険のことについて考えていたそんなときに。
たまたま銀行に用事があり行った。
そこの待ち時間に目に入ってきた張り紙。
【保険の相談なら当行にお任せください】なるもの。
そこで聞いてみた。
「子ども用の医療保険ってありますか?」と。
「ありますよ。」
「今、保険担当の者が空いておりますのですぐにご案内します」
さっそく説明が始まった。
すぐに“違う”と気付いた。
そこは終身医療保険のみの取扱いだったのだ。
まだ10歳未満の子どもに「80歳まで支払う保険」をかけるだろうか。
否定はしない。けれど、自分が明らかに生きていない年齢まで支払い続ける保険に加入するものは多くなかろう。
80歳の人間が、“親のスネかじり”をしている状況を誰が想像するだろうか。
どうしてか保険担当の人は、当たり前のようにこの保険の説明を続ける。
しかも病気や怪我の保障はない。
「ガンのときに先進医療の治療を受けたら〇万円」とか、
「入院が180日続いたら」とか、
どうもあまり子ども向けではない。
私が求めていたものとは大きく違ったので、
「1年ごととか、小学生のうちだけとかそういったものはありませんか?」
と聞いてみた。
結論から言えばないのだが、はっきりと「ない」と言わない。
契約を取りたい気持ちはわかるが、客が求めるものと違うとわかったら手を引くのもひとつの技だろう。
もうしゃべり続けるだけ無駄なのに、
「1年ごとのお支払い出来ますよ」だの、
「〇十年分一気にお支払いすることも出来ますよ」と諦めていない様子だ。
だから、誰が今から年中年分もまとめて支払うんですか・・・
しかも、“毎月払うより〇円安い”とかもういいんですってば。
話しているところ申し訳なかったが、これ以上話を聞いてもお互いのためにならない。
「すみませんけど,,,」と言ってその場を去った。
保険も難しい。
皆様の応援あって続けられております!ありがとうございます^^
akari