「共同親権」について。
本日2022.11.16付読売新聞に「共同親権」についての記事がありました。
その記事を読み、自分なりに考えていることを言葉にしてみました。
まず、現在の日本の親権制度はこのようになっています。
それを離婚後も「共同親権」を認めようかどうしようか、という議論をしている。
という記事でした。
以前にもこの共同親権についての私の私見を書いたことがありますが、
もう一度考えてみました。
よく“欧米では”“一般的に“共同親権が~・・・
などと書かれています。
しかし、私はこの外国の諸制度と比較するということはしてもいいと思いますが、
モデルケースのようにするのはどうかと思います。
そこにいきつくまでの土台が違います。文化が違います。
今回議論されている法案は、
というものらしいです。
調停離婚した私は、「単独親権」が望ましいという考えです。
夫婦間で離婚の話し合いが成立しないときに「調停制度」を利用することが出来ます。
話し合うことはたくさんありますが、何よりも重要視されるのは「親権」です。
親権は一番時間を取って考えていく項目です。
ある意味、財産分与などお金の問題は法律的な要素が大きいのでそれに乗っ取って進めていけば答えが出ます。
しかし親権はそういきません。
確かに今の法律では「母親」を重要視しており、母親が親権獲得において非常に有利です。
この点を改善すべきかという話は今は置いておくとして、
「子の将来」「一生」が関わる問題なので、慎重を期して双方を調べます。
私が心配するのは、
この調停での「親権」問題において、
問題が起きるのではないか、ということ。
つまり、何も解決しないまま調停を終わらされてしまうのではないか。
私には理解出来ない円満離婚とかいうもので、離婚後も力を合わせて子育てをしていきます!
そんな人たちはどうぞどうぞ。
親権がどちらにあろうがうまくやっていけるでしょう。
ところがいがみ合って離婚するような夫婦に「共同親権」となれば問題はより一層増すことが懸念されます。
まれに親権者は父、監護者は母、などという離婚もあるようですが、それは稀。
多くは親権者が監護者となって子どもを育てていきます。
これは、問題がややこしくなると思うし、ますます離婚における紛争は増えると思います。
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akari