面会交流調停を経て、面会が始まった。
幼い頃に離れて暮らすようになった上に、何年も会っていなかったので一から「父親」を認識している様子の子ども。
おそらく私の子は、「父親」のイメージ・モデルとしてお友達のパパを想像していたようだ。
友人の父親は優しい人が多い。(ように見えるのは私の錯覚か。)
というか、子どもたちの遊びに顔を出してくれるような父親はたいてい子どもが好きで、人の子にも優しく接してくれる。
だから、そういう「優しい父親」を子は求めているように感じた。
実際に会った父親はどうだっただろう。
私の目から見て、演じていた。「優しい父親」を。
もちろんそれでいい。
それ以上望むことはない。
あいつが優しい人間でないことは重々承知しているので、せめて子どもの前では“演じて”ほしかった。
子どもは緊張していたが、自分の父親が優しい人で安堵していたようだった。
・・・このまま続けばいいが。
私の不安は的中した。
元夫はあっという間に面会がつまらなくなったのだ。
考えれば分かる。
私への嫌がらせと継続して接触するために面会交流調停を申し立てたのだ。
その目的は調停をすることで果たしている。
だから調停で面会を勝ち取ったところで実行するのは面倒なのだ。
さらに言えばお金をかけるなんてとんでもない、という有様だ。
決められた約束の日時に「具合が悪い」と言ってキャンセルされた。
普通ならその月の分を翌週なりに組み直す。
それがない。
その気はないのだ。
やはり自分の子なのにたいして可愛くなかったようだ。
こうなることはわかっていた。
分かっていたから調停で訴えたのに。
どんな手を使ってでも・・・と出来ることは全部したのに。
子どもが可愛そうでならない。
父親がずっと風邪をひいていると思っている。
私も大嫌いな元夫をフォローする気になれない。
かばいきれないのだ。
会いたくないと思われていると知ったらどれだけ傷付くだろう。
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akari