モラ夫のモラモラエピソードを綴る「モラの館」、4回目。
婚約中、結婚式場を探していたときのトンデモエピソードです
【episode0-4 結婚式、再来週にします】
登場人物
私=妻・・・akari(あかり)
夫・・・モラ次郎
再会から交際、婚約とあっという間に進んだ。
すごいスピード感だったけど、離婚したからとかではなく、「心の底から幸せだ」
とは感じられない日々でした。
どんどん友達が結婚して出産して・・・周りからのプレッシャーみたいなものを強く感じていた時期だったから”とにかく結婚したい”という思いが強かった。
きっとその一時を過ぎれば、仕事に専念するとか何か違った生き方があったのかもしれない。今となっては何もわからない。
結婚式場の見学に行く
それは初めて結婚式場の見学に行ったときだった。
(私は)結婚式にはそれなりの理想があって、結婚情報誌を買って夢を膨らませていた。
モラ次郎は結婚式には興味がなかったようだ。(これは男性にはよくある話だということは事前に聞いていたので、それに対して何も感じなかった。)
私が、
「こことあそこと、あと○✖の式場がすごく気になってて見に行ってみたいんだけど」
と言うと、モラ次郎は、
「じゃあ見に行ってみよう」
と言ってくれた。
そして、”とりあえず”一つ目の式場の見学に行った。
結婚式は再来週にします
簡単に説明を受けたあと、担当の方が、
「式はいつ頃をお考えですか?」
と行った。
私は半年後~1年後くらいをイメージしていた。
モラ次郎は答えた。
「来月です。」
私は焦って「それは無理だよ」と言いかけるとモラ次郎は私の口を手でおさえ、
「来月です。」
ともう一度言った。
担当の人も動揺を隠せず、
「ら、来月ですか?」
と聞き返してきた。
するとモラ次郎は、
「はい、来月で。でも月末は困るので中旬で」
と言った。
そのときは月末だった。
2週間後に式を挙げられるとモラ次郎は本気で信じているようだった。
しかも、月末は困る、って何様だよ。って話。
それも2人だけ、や親族のみ、ならまだしも会社の人などを大勢呼ぶいわゆる大がかりな結婚式を、だ。
(妊娠している・親が病気、など急ぐ理由はどこにもなかった。)
結婚式場の担当者によって2週間後の式は無理だと伝えられた
私はこのときに「これからこの人とやっていけるのか?」と不安に思った。
あのときの自分に言ってやりたい。
「やってけないぜ」と。
あ、その問題の式ですが、担当の方が
「出来ないこともないですが、かなりタイトなスケジュールになります」
とか言いだし最初、モラ次郎は本気で進める勢いだった。
(だから一つ目の候補の式場見に行っただけなんだって)
それで空きを探してもらっていたら、モラ次郎は、
「仏滅は嫌だ、土日じゃなきゃダメだ、その時間は困る」
と無理難題を突きだし続けた。
結果、やんわりと式場から断られた。
「うちではそのスケジュールでは・・・」
と。
もちろんその後、1本の電話もなかった。
どこの世界に2週間後に式挙げるやつがいるんだよ。
あ、ここにいたんだった。
あ、結婚式ですが、一応やりました。
やっぱり1年近く先になりました。私がやりました。
次のお話↓↓↓
前のお話↓↓↓
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様の応援あって続けられております!ありがとうございます^^
akari
よろしければ応援お願い致します!!