モラ夫のモラモラエピソードを綴る「モラの館」、6回目。
結婚前の話もそろそろ終盤です。
結婚日も決まり（勝手に決められ）、家も決まり（これまた勝手に決められ）、
家に入れる家具を購入することになりました。
お互い実家に住んでいて、近くもなかったので土日しか準備する時間がない！
でもその土日もあと2，3回しかないのに、家具が～～～！という段階です。
（二人共実家から出る形だったので、家具・家電など全て揃えなければなりませんでした。）
【episode0-6 木で出来たやつは嫌いなんだよ】
登場人物
私＝妻・・・akari(あかり)
夫・・・モラ次郎
①まずは冷蔵庫を買いに行く
なぜ冷蔵庫から買いに行ったかは覚えていない。
きっとモラ次郎が決めたんだろう。
2人で家電量販店に行き、冷蔵庫コーナーに行く。
結婚前、”料理は私がする” というつもりだった。
実際、別居まで台所周りの仕事の全てを私がするという生活だった。
なのに、なのに、「この冷蔵庫がいい」と言っても文句を付けるだけ。
「じゃあこれかな」と言っても文句を付けてそれにさせてもらえない。
そして2軒目の電気屋に行った。
結果は同じだった。
じゃあ私連れてくんなや！
と言いたいところですが、モラ夫としては、
”自分が欲しいものに誘導する”
ことがしたかったようだ。
②家具屋に行く。どれもこれもダメ出し。
冷蔵庫の件でも、少し疑問が残ったがとにかく時間がない。
もう迷ってるヒマはもちろん、ケンカしている場合でもないのだ。
（この頃はまだ、”ケンカ”だと思っていた。）
次は家具屋。
ベッド・ダイニングテーブル・食器棚・ソファ・・・
欲しいもの（というより生活に必要なもの）は山ほどあったが、
何を見てもモラ次郎は首を横に振る。
「これ素敵！でもちょっと高いかな？」
「これなんて良くない？」
何を言っても仏頂面。
”ケンカしたくない私” もさすがに苛立ってきた。
「ねえ、どれも嫌って言われてもさ、だったらこれがいい、って言ってくんない？」
ついにモラ次郎は口を開いた。
「俺、木で出来たやつは大嫌いなんだよ!!!!!」
え、なんで？
なんでめちゃキレてんの？
しかも理由がはい？”木で出来たやつ”？？？
木で出来てない家具探すほうが大変だから。
周り見てからもの言えや、って話。
やっぱりここでやめとくべきだったなぁ・・・
あ、でも両家顔合わせも終えて結婚式も控えてたし・・・
いや、婚約破棄なんてたいしたことないさ！
っと今、結婚に悩む人に伝えたい。
♪今ならまだ間に合う二人さ～♪ by男闘呼組
って意味違うし！世代だし！笑
あ、そんでもって新居？はなんやら無機質で自然のぬくもりのない家となりました。
今後更に、温もりとはほど遠い生活になるとは露知らず・・・
これから結婚する方へ・・・
プロポーズの言葉をその場限りで終わらせないで、約束として残すことを強くおすすめします。
そうすれば、少なくとも私のような経験をした場合、金銭が解決してくれるはずです。
次のお話↓↓↓
前のお話↓↓↓
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様の応援あって続けられております！ありがとうございます^^
akari
よろしければ応援お願い致します!!
