モラハラ夫のモラモラエピソードを綴る「モラの館」、25回目。
紆余曲折あり妊娠したが、妊娠した妻に対して全く優しくないモラ夫。
前回、「お前はつわりが軽いだろ」などと言われた私ですが、
全然軽かった訳でもなく苦しんでいたところ・・・
モラ夫の口から出た言葉はひどいもんでした。
登場人物
私=妻・・・akari(あかり)
夫・・・モラ次郎
【episode20「救急車呼べば?」】
その日もいつものようにつわりに苦しんでいた。
でも、(一応)夫であるモラ次郎は働いてるし、迷惑は掛けちゃいけないと思って私なりに平気そうに振る舞っていた。
ところがその日はそうもいかなかった。
午後からはもう辛くて辛くてベッドに横たわっていたのでした。
どんなに時間が経とうとも私の気持ちの悪さは減るどころか増す一方だった。
もう夜になったしとにかく寝てしまおうとしたのですが、気持ち悪くて寝ることさえ出来なかった。
いろんな楽しいことを考えて、とにかく気持ちを紛らわそうとしてもどうしてもついて回る気持ち悪さ。
ふと考えると、その日は土曜日だった。
モラ次郎は休みだし、明日も休み。
”こんな日くらい「つわり」の実態を知ってもらってもいいのではないか”
そう思った私は夜9時に初めて助けを求めた。
(※それまでずっと寝込んでいたのに、一声も掛けることなく好き勝手出掛けたりしていたバカモラ次郎)
”具合悪くて悪くて・・・しんどくて”
そう言うとモラ次郎は、
”ふーん”
と言ってそのまま部屋を去った。
私の目から涙がこぼれたが、それはあまりの虚しさだったのか具合の悪さだったのか定かではない。
3時間しても私の状況は一向に改善しなかった。
その3時間の間、モラ次郎はいつものようにゲームをしたりTVを見たりしていたようだが、私を気に掛けることはなかった。
(それどころかバカデカい音量でゲームとかされてて腹が立った)
3時間が経ったとき、夜中の12時だった。
私は相変わらず具合の悪さから眠りにつくことさえ出来ずにいた。
そんなとき、モラ次郎は寝室に寝ようと来た。
私は言ってみた。
”まだ具合悪い。もうしんどくてしんどくて、助けて,,,”
モラ次郎は言った。
”あ?だったら救急車呼べば?”
そう言って、スマホをいじりだした。
酷すぎる。
悲しすぎる。
こんな男の近くにいることが嫌で、妊婦の私はなんとかソファに移って泣きはらした。
いつの間にか眠れていたが、朝は目やにで目が開かないほどだった。
to be continued,,,
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