モラハラ夫のモラモラエピソードを綴る「モラの館」、10回目。
結婚して、初めての冬がきたときの話です。
そう、それはとてもとても寒い冬でした。
実際気温が低い、寒冬だったのか、それとも住んだ家がすきま風だらけで寒かったのか、はたまた夫との生活にもまた、すきま風が吹いていたからなのか今となってはわかりません。
とにかく、とてもとても寒かったことだけはよく覚えています。
登場人物
私=妻・・・akari(あかり)
夫・・・モラ次郎
【episode5 暖房便座なんか入れたら電源落ちるぞ】
私は寒かったので、トイレの暖房便座の電源を入れた。
当然だか、電源を入れてすぐに温かくなる訳ではない。
次にトイレに行くときには温まっているはずだ。
ところが、数時間後、トイレに入ってもまだ便器は冷たかった。
”おかしいな”
と、思い、電源を見ると切れていた。
私は自分が入れ忘れていたんだと思い、もう一度、しっかり確かめて、電源を入れた。
ここまで書けばお察しの良い方ならわかるかと思いますが、
はい、次にトイレに行ってもまだ冷たいのです。
いえ、「まだ」ではありません。
何者かに暖房便座の電源を切られているのです。
何者か、ではありません。
私はモラ次郎と2人暮らしです。
私以外の人間はひとりしかいません。
そう、モラ次郎が消していたのだ。
私はモラ次郎に聞いた。
私 「ねぇ、トイレの暖房便座の電源切った?」
モ 「あぁ」
不機嫌になったのかすぐに分かったが、電源を切ったことは認めた。
私はそれ以上機嫌を損なわせないようにと下手に出てお願いをした。
私 「あのさ、お尻冷たいから切らないでくれる?」
するとモラ次郎はこう言ったのだ。
モ 「は?んなもん入れてたらブレーカー落ちんだろ、ボケ!」
ダメだ、こいつ。
バカだ。
どこの世界に、そんなもんでブレーカー落ちる家があるんだ、ボケ。
これこそ話し合いしても無駄である。
「論より証拠」などという言葉もあるが、相手はモラハラ人間。
モラ理論をどんな証拠を集めたところで、非を認めたり行いを改めることはないのだ。
私は心だけでなく、尻まで冷たいオンナとなった。笑
これなら婚前契約結んどくんだった。
- 気温が○℃以下になったら暖房便座のスイッチをONにします。とね笑
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