モラハラ夫のモラモラエピソードを綴る「モラの館」、11回目。
結婚してすぐから、私たちは不仲になりました。
理由は、今となっては「モラハラ」ですが、当時は、
”それぞれ違う生活をしてきた2人の人間が、一緒に住むことに対するストレス”
だと勘違いし、少しでも相手のストレスを減らそうと、努力に努力を重ねていたころの話です。
今回は掃除にまつわる話。
たかが掃除。されど掃除。
先に結論言うけど、やってもらって文句ばっかり言う奴って何なの?
登場人物
私=妻・・・akari(あかり)
夫・・・モラ次郎
【episode6 半年掃除してない割には綺麗だな】
私は毎日掃除をしていた。
掃除と言っても人によってやりたい範囲や、気になるところが違うのは分かる。
私は几帳面でもなく、大雑把でもなく、ほどよく気にするタイプではないかと今では思う。しかし当時は几帳面ではないのに、人には完璧を要求する夫と居たため、自分がズボラなダメ人間だと思い込んでいた。
だからこそ掃除を頑張っていたのだ。
毎日の掃除機掛け。それに加え週に2回の”しっかりやる掃除”だ。
何がしっかりやる掃除かと言えば、冷蔵庫の上や棚の上に掃除機を掛けたり、
洗濯機の下に置いてある防水パンの掃除、障子のマスに溜まったほこりを拭き取るなどだ。
これは子どもが産まれるまでやっていた訳だが、今となっては信じられない掃除だ。
なぜ、モラ次郎の為にこんなことまでしていたんだか・・・まるで奴隷だ。
もちろん皆さんに部屋を見て頂いた訳ではないのですが、
これだけやっていればさぞ部屋は綺麗なはずです。
ところが、築年数の経った古い賃貸に加え、モラ次郎の汚しまくり体質のせいで、
どんなに掃除をしても、モラ次郎が帰ってきて2時間もすると部屋は汚くなります。
私はムカつきを抑えて、明るく捉えることにしました。
「きっと1時間でどれだけ汚せるかのギネスに挑戦しているんだ」
そうは思っても、わざとなのか?と言いたくなるほどモラ次郎は散らかします。
ゴミはゴミ箱に入れない。
洗濯物は洗濯カゴに入れない。
髪の毛が落ちまくる。(ハゲ道まっしぐら)
そんなときに、モラ次郎が放った言葉はこれでした。
(結婚半年経ち、)
「1度も掃除してないわりには、ゴミ溜まってねぇな」
バカだ。
こいつバカだ。
私がやってんんだよ!
わからないかボケ!
あとさー。結婚前に「俺は掃除が好きだからやるよ」とも言っていた。
こんなバカモラ、ネタにする以外になんの使い道もない。
これなら婚前契約結んどくんだった。
- 掃除は週に1回僕がやります、とね。
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