特別お題「今だから話せること」
「今だから話せること」について話してみたいと思う。
私は自分の学歴について語ったことがない。
その理由は自分の中の嫌な記憶が強く関係しているからだ。
最初にはっきりと言えば、最終学歴は
「中途退学」
である。いわゆる中退。
今ではそれについてさほど気にしていないし、自分を卑下もしていないが、
当時の私にとってそれが生活の全てで”人生終わった”と感じた。
しかも中退の理由が「いじめ」である。
いじめられて学校辞めて、引きこもり。
恥ずかしさと申し訳なさでいっぱいだった。
・・・当時の自分は「わたしがいけないんだ」と思い込んでいた。
今ならわかる。
そんなことはない。
いじめは加害者が100%悪い。
いじめ関連のニュースは後を絶たない。
聞くに堪えないようなことが世の中では起こっている。
責任は学校だの家庭だの教育委員会だの、と言うが、
どう考えても加害者が1番悪い。と私は思う。
なぜそんなことが出来てしまうんだろう。
被害者がどれだけ傷つき、悩み、心に傷を負ったか。
きっと一生理解しようともしないだろう。
いつか罰が当たる。
いつかどこかでそう聞いたけれど、どうやらそうでもない。
案外悪い奴らがおいしい思いしている世の中だ。
”憎まれっ子世に憚る”
ということわざにもあるように、悪いことしてたって成功している人はたくさんいる。
世の中が不条理だということも知った。
私は私をいじめた張本人のその後を知らない。
人を蹴落としていい思いをしたというところまでは知っているが、その後のことは噂にも聞かない。
なぜなら親友だった人まで取られたからだ。
みんないじめた彼女の嘘を信じて私から離れてしまった。
いじめられたことも悲しいけれど、友達がそれを信じて離れてしまったことのほうがつらかったかもしれない。
忘れたくても彼女のことは忘れられない。
いつか会った時のことを想像する。
皮肉たっぷりに何か一言いってやりたいというのが私の願い。
そのためには幸せでいないとと思う。
人生邪魔されたあと、そのまま不幸です、なんてなったら悔しくて仕方ない。相手の思う壺。
それを糧に強くなりました。
実際不幸なんかじゃありません。
健康だし楽しく生きてます。
人生再スタートきれます!
以前自分のお子さんのために漫画を描かれた方の話を聞きました。そこには、
「いじめられてつらいとき、学校なんか行かなくていいからとにかく生きていてほしい」
というメッセージが込められていました。
私も同感です。
自分の子供がつらかったら学校行かなくていい、家に居ればいい。そう言ってあげたい。
大切だから、居てくれるだけでいい。
いじめは加害者が100%悪い。
学校行かなくていい。
人生また始められる。
私の「今だから話せること」でした。