子育てにおける声掛け
"~~ない" × "~~ない"
否定の言葉 × 否定の言葉 = ???
マイナスマイナスの声掛けは子どもにとってどうなのか?
という話です。
前回の記事で「マイナスの表現の声掛けはNG」ということを書きました。
”走っちゃダメ” ”走らない!” が良い例です。
さらに良くないとされる、
簡単に言うと、
「〇〇しないと、〇〇しないよ」
というものです。
具体的な例だと、
他にもよく使ってしまうのが、
自分も使ってしまうし、よくよく考えないと、否定の言葉を2つ使っているということにも気が付きません。
私は行政で行われている”子育て講座”に行き、このことについて学びました。
(※行政から発行されている情報誌でその講座を知り、申し込みしました。)
先生は30代の男性。
「うちにも小さい子どもがいるのですが、妻が”早くご飯食べないと公園行かないよ”とか、マイナスマイナスの言葉を子どもに使っちゃってるの、気になって仕方ないんですよ~苦笑」
と言っておりました。
理由は当たり前のことなんだけど、
否定の言葉で行動を促そうとしても良くないんだそう。
なので肯定の言葉に替えて子どもに話し掛けるようにしよう!
という講座内容でした。
✖否定否定
「早く食べないと遊び行けないよ」
↓↓↓
〇肯定肯定
「ご飯食べて、遊びに行こう!早く食べたらその分たくさん遊べるよ」
✖否定否定
「片付けしないとおやつ出さないよ、食べないよ」
↓↓↓
〇肯定肯定
「お片付けしてご飯食べようか、そのほうがお部屋もきれいで気持ちいいね」
という変換をするらしい。
しかし
この声掛けが「良い」ということはなんとなくわかるのだが、(確かに否定の言い方はよくない)
この言葉がどれだけの子どもの心に響くのだろう。伝わるのだろう。
こちらは我慢している。
来る日も来る日も食べもしないで遊びまくり。
おもちゃはあれやこれや引っ張り出すが、自分から片付けなんてしない。
そんなにいつも聖母でいられる訳がない。
何度言ったことか。片付けよ!などと明るく。
何度言っても伝わらないのは「声掛けの問題」なのか。
否定を肯定に替えればうまくいくのか。
私はグッと堪えて挑戦してみた。
なるべく全ての声掛けを肯定にしてみた。
結果
我が子には通用しなかった。
そして私はこの変換をするために脳がかなり疲れることにも気が付いた。
結果は得られないわ脳は疲れるわ、ダブルで疲弊することに気が付いた。
人には出来ることと出来ないことがある。
やってもダメなもんはダメ。
その辺の割り切りも重要だ。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様の応援あって続けられております!ありがとうございます^^
akari
よろしければ応援お願い致します!!