調停委員さんに好かれるとこんな良いことがあります。
自分で言うのもなんですが、私は調停委員さんに好感を持ってもらえました。
もちろん立場上、どちらかの身方をすることは出来ないと思います。
ですが調停委員さんも人間。
好き嫌いがあります。
私は調停委員さんに好感を持ってもらえたお陰でこんな良い事がありました。
- 話を信じてもらえた
- 夫と顔を合わせないよう最大限の配慮をしてもらえた
- 主張がほとんど通った
このようなことがありました。
(また後日書きますがほぼ私の希望条件で離婚成立しました。)
このようになったのはもちろん第一回目の調停からではありません。
回を追うごとにだんだんとこちら寄りの発言をしてくれるようになりました。
これは弁護士さんから教わったテクニックではなく、自分で感じ得たものです。
調停委員に好かれるテクニックを紹介します。
- 良くも悪くも目立たない控えめな格好
- 自分から話をしない
- 聞かれた質問に対して「簡潔に」「短く」答える
- 感情面のことは話さない
- 主張を変えない
これだと思います。
全ての回を通してこれに徹しました。
1回目の調停では嫌疑的な目で見られていましたが第二回の終わりくらいから”なんとなくこちら寄りになってくれてる?”というような気持ちになりました。
調停委員さんの立場に立って考えてみて下さい。
調停委員さんの仕事は、調停を成立か不成立かにまとめることです。
(離婚調停では)離婚したいという人と、離婚したくないという人の間に入って話をしていきます。(条件の調整の場合もあります。)
夫婦で話合いが出来るなら、決めることが出来るなら調停なんて利用しません。
離婚する10%しか調停を利用しないのでよほどこじれた人たちが利用するのが調停です。
もちろん感情的な面のことも少しは大切ですが必要なことは既に申立書や陳述書などに記載されています。
裁判所はコロナウイルスの影響で2020年数ヶ月完全に裁判所を閉めていました。完全に調停が止まっていました。
さらに待合室の人数制限なども合いまって業務が大幅に遅れている状態だそうです。
調停ではそれが妥当か、正当かというより「互いの合意」に至るか至らないかが重要です。
そんなときにごちゃごちゃ「自分は、自分は、」と自分の話をやたらしたり、前回とは真逆の希望条件を出してきたりするめんどくさい人は厄介者だと思われるはずです。
大事なことは、
- 自分の主張を一貫し
- 簡潔に伝え
- やたら感情的にならない
ことです。
そしてもう一つ大事なことを守ったおかげで私はこの調停で勝訴しました。
それについては次の記事を参考になさって下さい。